公開日 2023年4月29日 最終更新日 2023年4月29日
海外留学に出発する前、不安要素の一つが“お金”のこと。
「買い物する時、どうやって支払うんだろう?」「日本から何か持っていくべきものは?」などなど、お金に関する疑問や不安を抱えている方に取り急ぎオススメしたいのが、「クレジットカード」の作成です。
近年では最短5分で発行できたり、年会費無料で利用できたりするクレジットカードも多くあります。
18歳以上の方はクレジットカードを1枚でも作って持っていくと安心でしょう。
そこで本記事では、スペインと韓国への長期留学経験がある筆者が、留学前に作っておくべきクレジットカードや、クレジットカードを作る上での留意点を解説します。
前もった情報収集と準備で、少しでも不安要素を減らして出発しましょう!
私は2018~2019年にスペインに交換留学、2022~2023年に韓国に語学留学をしました!
海外生活や言語学習に関する記事を書いているので、ぜひチェックしてみてください♪
目次
留学にクレジットカードを持っていくべき理由
留学中の主な決済手段として、現地通貨やクレジットカード、デビットカード、海外送金などが挙げられます。
それぞれメリット・デメリットが考えられますが、総じて留学生にとって利便性が高くお得なのが「クレジットカード」でしょう。
以下で、留学にクレジットカードを持っていくべき理由を紹介します。
1. 現金を持ち歩かずに済む
海外生活では毎日、何かとお金を支払う機会があります。新生活を始めるにあたって家具や家電を揃えたり、現地でしか買えない洋服や化粧品を買ったりと、数万円以上のお金が必要になる場面も少なくありません。
クレジットカードさえあれば、買い物の際に大金を持ち歩く必要がなく、いつでもどこでも決済が可能です。
現金を盗まれたり、失くしたりするリスクを最小限に抑えられます。万が一、クレジットカードを盗難・紛失してしまった場合でも、カードの利用を停止し、不正利用の補償を受けられる可能性が高いです。
2. 海外旅行損害保険などの付帯サービスを利用できる
クレジットカードには支払い以外にも、空港ラウンジの利用や優待店割引、コンシェルジュサービスなど、様々な機能が付帯しています。
中でも、「海外旅行損害保険」は留学時にとても役立つサービスです。
海外では病院や怪我をした際の医療費が高額になる傾向があります。長期留学の際はもちろん、数週間〜数ヶ月の短い留学であっても、海外留学保険への加入は欠かせません。
海外旅行損害保険が付帯したクレジットカードを持っていれば、保険料を節約しながら、万が一の際の十分な補償を受けられます。
私も海外旅行損害保険を目当てに、留学前にクレジットカードを追加で作りました。
ただし、ビザや語学学校の申請の際にクレジットカードの保険は無効の場合があるため、よく確認してください!
3. ポイントが貯まる
多くのクレジットカードは利用に伴い、ポイントが貯まります。ポイントは換金してショッピングに使ったり、マイレージと交換して旅行代に充てたりすることも可能です。
海外留学中の支払いをクレジットカードで行うことで、ポイントを沢山貯めて、帰国後もお得に生活できるでしょう。
私も留学生活では主にクレジットカードを使用していたため、1年間でかなり多くのポイントが貯まりました!
4. キャッシングを利用できる
一般的なクレジットカードには、ショッピング利用枠とキャッシング利用枠があります。
キャッシングとはお金を借りられるサービスのことです。
キャッシングを利用すれば、海外の現地の銀行やコンビニのATMから簡単に現金を引き出せます。
急な出費が発生して現金が必要になった時や、生活費が少し足りない時などに便利です。
実際に私も現地でキャッシングを数回利用しました!送金に比べて時間がかからず、両替所にわざわざ出向く必要もないため、とても便利です◎ ただし、返済は忘れずに!!!
留学に持っていくクレジットカードの選び方
日本国内で発行できるクレジットカードは、1000種類以上に及びます。
その中でも、留学に持っていくクレジットカードをどのように選ぶべきでしょうか。
以下で、クレジットカードを選ぶポイントを見ていきましょう。
1. 年会費
クレジットカードの種類によっては、年会費が発生します。
中には初年度は無料でも、2年目以降に年会費が発生するケースもあります。
年会費が高額な場合、サービス内容が良くても、収入が限られる留学生にとっては負担になりかねません。
クレジットカードを作成する前は、年会費の有無や金額を確認しておきましょう。
私は年会費無料のクレジットカードしか使っていません。一般的に、年会費が高いほどサービスも良くなると思いますが、利用頻度や目的をよく考慮してみてください。
2. 国際ブランド
日本で発行されるクレジットカードの多くには、国際的に流通している「国際ブランド」がついています。
VISA(ビザ)・Mastercard(マスターカード)・JCB(ジェーシービー)・American Express(アメリカンエキスプレス)・Diners Club(ダイナースクラブ)が主な国際ブランドです。
ブランドによってサービスやレート、利用可能店などが異なるものの、VISA(ビザ)とMastercard(マスターカード)は世界的な知名度が高く、利便性に優れています。
クレジットカードを複数枚作る場合は、違うブランドを組み合わせるのがオススメです。
3. 海外旅行損害保険(付帯サービス)
クレジットカードには所有者だけが利用できる各種サービスが付帯しています。
空港ラウンジや手荷物の配送サービスを無料で利用できたり、レストランでの食事やホテルでの宿泊、レンタカーの利用などで優待価格が適用されたりする場合があります。
中でも、海外留学や旅行で役立つ付帯サービスが「海外旅行損害保険」です。
クレジットカードの海外旅行損害保険には、主に「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
自動付帯 : カードを持っているだけで自動で付帯 利用付帯 : クレジットカードの利用に伴って付帯
自動付帯の場合は、特別な条件なしで海外滞在中ずっと補償されます。反対に、利用付帯の場合は、自動付帯に比べて補償額が大きいことが多いです。自分に合った補償スタイルを選びましょう。
自動付帯と利用付帯を上手に組み合わせれば、クレジットカードの保険の補償期間を伸ばすことも可能です。
例えば、補償期間が90日と想定した場合、出国日~90日目までは自動付帯のカードを所有し、91日目に利用付帯のカードを使うことで、さらに90日間補償を受けられます。
4. ポイント還元率
多くのクレジットカードは、利用金額に応じてポイントが貯まります。
ただし、クレジットカードの種類によってポイントの還元率は異なります。一般的な還元率は0.5%ほどで、1.0~1.25%以上の場合、「高還元率カード」と呼ばれています。誕生月や特定の優遇店・モールでの利用でボーナスポイントが付与されたり、年間利用金額によってポイント付与率が上がったりするため、オプションにも注目しましょう。
また、普段利用するサイトや店舗、ポイントの有効期限や交換条件なども、クレジットカードを選ぶ際の基準となります。通常、スタンダード(一般)<ゴールド<プラチナ<ブラックというように、クレジットカードのランクが高いほど、ポイントやサービスの条件が良いです。
同じ金額を支払うのであれば、できるだけ多くのポイントをもらっておトクに暮らしましょう♪
留学におすすめのクレジットカード〜私はこれを持っていった!!〜
では、1年間のスペイン留学と韓国留学の際に、私が持って行ったクレジットカードを紹介します。
【エポスカード】 最短即日発行
エポスカードは関東中心に全国で「マルイ」「モディ」を展開する丸井グループ(株)エポスカードが発行するクレジットカードです。
年会費は永久無料。日本国内在住の、満18歳以上の方(高校生を除く)は最短即日発行です。
エポスカードはお店でもネットでも優待サービスが充実しています。「魚民」「笑笑」などの居酒屋、「ユナイテッドシネマ」「BIG ECHO」や「カラオケ館」「アパホテル」などの全国10,000以上の店舗で優待を受けられます。通常、200円(税込)ごとの利用で1ポイント貯まるエポスポイントは、ポイントUPサイト「たまるマーケット」を利用すれば、ポイント倍率が2~30倍にアップ!貯めたエポスポイントは、商品券やdポイント、ANAマイレージな他社ポイントに交換したり、エポスプリペイドカードにチャージしたりできます◎
また、留学で重要となる「海外旅行損害保険」も自動付帯!ケガや病気、携行品の盗難・破損に備えられます。
カードの利用やエポスNetへのアクセス時には、メールで通知がくるため、カードの悪用対策や支払管理もばっちりです!
私はコツコツと利用を続けていたら、1年ほどでゴールドカードのインビテーションを受け取りました!エポスゴールドカードは通常よりも待遇が良く、とても満足しています◎
留学先でクレジットカードを利用する際の注意点
最後に、留学先でクレジットカードを利用する際の注意点を見ていきましょう。
1. 盗難や不正利用に気を付ける
日本に比べて海外では、盗難やスリの被害が少なくありません。また、カードナンバーや暗証番号などの情報を抜き取る「スキミング」といった犯罪も起きています。
留学先で「クレジットカードを落としてしまった!」「不正利用に遭ってしまった!」という事態が起きないように、利用時に通知がくるように設定したり、支払い時に近くに人がいないか確認したりなど、クレジットカードの管理には細心の注意が必要です。
万が一、カードの紛失・盗難に遭ってしまった場合は、すぐに利用停止措置をとれるように、クレジットカード会社の緊急連絡先を確認しておきましょう。
私の経験上、スペインを含めヨーロッパは盗難やスリが多いです(泣)反対に、韓国では公共の場でも、財布や携帯などを入れたカバン丸ごと、自分の席に置いて行ってしまう人がほとんどでした(驚)国によって治安レベルや国民性が異なりますが、「自分の身は自分で守る」ことをお忘れなく!
2. 引き落とし口座の残高を確認する
原則、クレジットカードの利用額は翌月に、指定の金融機関口座から引き落とされます。
口座の残高が足りず、引き落としが正常に行われなかった場合は延滞扱いとなり、遅延損害金が発生するほか、個人の信用に関わってきてしまいます。
請求額通知メールを設定して毎月の利用額をしっかり把握し、引き落とし口座の残高が十分であるか、事前に忘れずに確認しましょう。
クレジットカードの支払い遅延は1日でも履歴として残ってしまいます。万が一、支払い遅延に気づいた場合は、インターネット入金などを利用してすぐに支払いましょう!
3. 通貨選択は慎重に行う
海外でクレジットカードを利用する際、お店によっては日本円か現地通貨のどちらで決済するかを選べることがあります。
現地通貨を選択した場合は、各クレジットカード会社や国際ブランドの基準レートをもとに、各種手数料(外貨取引手数料や処理手数料)が算出され、請求されます。一方で、日本円を選択した場合、各店舗が決定する独自のレートで換算されます。
つまり、お店によっては高額の換算レートで、相当な手数料を上乗せして請求されてしまう可能性があるのです。
通貨を選択する際は、手数料の請求方法の違いを踏まえた上で、慎重に判断しましょう。
私は海外でクレジットカードを利用する際は、必ず「現地通貨」で支払います!
4. 最低限の現金も持ち歩く
クレジットカードは便利でお得な決済手段です。
全世界的にキャッシュレス決済が進んでおり、日本でも大抵のお店でクレジットカードを利用できます。
しかし、中には未だクレジットカード決済を導入しておらず、現金でしか支払えないお店もあります。
特に、古くからある小さい商店や発展途上国では、クレジットカードの利用が十分に浸透していないかもしれません。
留学先で外出する際は、クレジットカードだけでなく、最低限の現金も持ち歩くのがオススメです。
留学先で友達と割り勘する時や、バスに乗りたい時など、意外と現金が欲しい場面は少なくありません!
また、財布に少しでも現金が入っていることで、あらゆる事態を想定した場合の安心感にもつながります◎
クレジットカードは2枚持ちがオススメ
いかがでしたでしょうか。今回は留学にクレジットカードを持っていくべき理由や、クレジットカードを選ぶポイントを解説しました。
見知らぬ異国での生活では、急にお金が必要になることもあります。現金が用意できない場合や、オンライン上での支払いには、クレジットカードが欠かせません。クレジットカードを利用することで、お得に便利な買い物が可能です◎
今回、私が紹介した【エポスカード】は、90日間の海外旅行損害保険付きで、ポイントを貯めながらお得に買い物できます。
最短即日発行可能なため「出国まで時間がない!!!」という方も、ぜひお気軽に検討してみてください♪