公開日 2022年4月27日 最終更新日 2023年4月21日
大学の魅力の一つと言えば、安くて沢山食べられる学食です!
特に、一人暮らしをしている人や学校に頻繁に通う人にとっては、気軽に利用しやすいのもポイントです。
韓国の大学にも日本の大学と同じように、学生や近隣住民が通う学校の食堂があります。
本記事では、日本人留学生も多い『ソウル市立大学』の学食のメニューや価格などについて解説します。
ソウル市立大学へ留学中の方や留学を検討している方、韓国の学食に興味がある方は、ぜひ参考にしてください!
また、ソウル市立大学の語学堂に関しては、こちらの記事でもご紹介しています。
私は2022年2月〜ソウル市立大学語学堂に留学中です!
ソウル市立大学や韓国留学の最新情報をお届けしています♪
目次
ソウル市立大学の学生食堂
地下鉄1号線・회기(フェギ)駅に位置するソウル市立大学には、主に3つの食堂があります。
その中でも、韓国料理を中心としたメニューを安価で提供しているのが、学生会館1階の学生食堂です。
今回は、こちらの学生食堂について紹介します。
場所
ソウル市立大学の学生が最も利用している学生食堂は、学生会館の1階にあります。
ソウル市立大学のキャンパスは広いため、最初は迷ってしまうかもしれません。
ご参考までに下記のキャンパスマップを見ていただくと、12番が학생회관(学生会館)となっています。
キャンパス中央のバスケットボールコートの正面の建物が学生会館です。
学生会館の正面入口は以下のようになっています。現在はオンライン授業も行われているため、少し寂しい印象です。
正面入口の右手に進むと、学生食堂の入り口があります。
以前は建物内からも入れたようですが、現在は外からのみ入れます。
食堂内の様子
学生食堂に入ってすぐ左手には、食券を購入する券売機が設置されています。券売機の後ろには給水機があり、自由に利用可能です。
食堂内はテーブルと椅子がずらりと並ぶシンプルな作りとなっています。席数はかなり多いため、昼食時間でも座れずに困ることはなさそうです。奥に厨房があり、メニューごとの受取カウンターが設置されています。
2022年当時は1席ずつの間隔が広く、アクリル板も設置されていました。食事中は会話禁止のため、かなり静かでした(泣)
メニュー
学生会館1階の学生食堂のメニューは、ビビンパやプルコギ、餃子やラーメンなどの韓国料理が中心です。
スープやおかずが付くセットメニューは、1週間ごとの日替わりで2種類あります。
その他、具材が日ごとに変わるサラダメニューが1種類、冷麺や餃子・ラーメン・キンパなどの単品メニューは常時用意されています。
(追記:2022年秋以降、メニューの種類が減ってしまいました。)
ビビンパや丼物は自分でご飯をよそうケースが多く、キムチは毎回取り放題です。
毎日通っても、定番の韓国料理を飽きずに楽しめます。また、量が多いため食が太い方でも満足できるでしょう。
完食すると夜ご飯はいらないくらい、お腹いっぱいになります(笑)
韓国の食堂に多い「キムチ食べ放題」は嬉しいですよね!!!
ご参考までに、以下のような1週間分のメニュー表が食堂内に掲示されています。
また、学生会館の2階(学生食堂の上)には、ステーキやパスタ・チキンカツなどの洋食を提供する食堂(아느칸)があります。
こちらでは食事はもちろん、カフェとしての利用も可能です。
価格
セットメニューの価格は、5,000ウォンと3,800ウォンの2通りです。ボリューム感はそれほど変わらないため、材料費の差だと思われます。
その他、サラダメニューが5,000ウォン、冷麺が3,500ウォン 、餃子が1,300ウォン(2個)2,500ウォン(4個)、キンパが2,500ウォンです。(2022年当時)
日本で言うワンコイン(500円)以内で全てのメニューを食べられるのは、学食ならではの魅力の一つです。
やっぱり学食は安いですね!!3,800ウォンのセットメニューは、おかずが付くため満足感があります◎
味
安いとはいえ、味や料理のクオリティは見逃せません。
上記の写真からもお分かりの通り、ソウル市立大学の学食メニューは「安く多く」がモットーであり、盛り付けも「ざっくり」としています。気になる味付けは、やや薄めで家庭的な印象です。
特別「美味しい!!!」とは言い難いものの、韓国語で言う「괜찮은 맛(大丈夫な味)」です(笑)この価格でこの料理を味わえるなら、全然毎日来れます!
営業日時
2022年4月の営業時間は昼食が11:00~14:00、夕食が17:00~18:30でした。
残念ながら13:00過ぎに行くと、既にセットメニューやキンパが売り切れていることが多かったです。
14:00を過ぎても、席で食べることは可能です!13:45くらいを過ぎると片付けが始まります。
ソウル市立大学の食堂を利用する方法
では、実際にソウル市立大学の学生食堂で、どのように学食を食べられるのか、購入から受取までの流れを見ていきましょう。
券売機にログインする
まずは、学生食堂に入って左手に設置されている券売機で食券を購入します。
現在、券売機を使うためには学生証のQRコードや職員証をかざしてから始めないといけません。ただし、語学堂生には学生証がないため、代わりに「식권카드(食券カード)」を作る必要があります。食券カードの作り方については、後ほどご説明します。
メニュー・数量を選択する
画面にログインすると、すぐにその日のメニュー一覧が映し出されます。
売り切れているものや時間外のメニューは選択できません。
食べたいメニューをタッチすると数量選択画面に変わります。数量を入力し「확인(確認)」ボタンを押します。
支払う
支払い方法は、現金・クレジットカード・チェックカード・アプリのQRコードなど複数あります。
食券カードにお金をチャージすれば、プリペイドカード式に支払うことも可能です。
支払い方法が多様なのは、韓国生活の便利なところの一つです!
食券を受け取る
支払いが完了すると、購入したメニューの食券が出てきます。
よく見ると、日付に関係なく使用可能と書いてあるため、間違って購入した場合でも後日使用できるようです。
食券を渡す
各メニューごとに受取コーナーが分かれています。
食券に記載されているコーナーに行き、厨房の料理人に渡すか、食券カゴに入れれば料理を準備してくれます。
料理が出てくるまではトレイや箸・スプーンなどを用意し、近くで待機しましょう。
料理は比較的すぐに出てきます。麺類は少し時間がかかるようです。
料理を受け取る
自分の料理が出てきたら受け取ります。
セットメニューの場合、おかずやスープは既に盛り付けられていて、自分で取っていくスタイルもあります。
また、キムチは近くのボウルに用意されているため、好きな分だけ自分で盛り付けましょう。
食券カードの作り方
ソウル市立大学の語学堂生が学食を利用するためには、「식권카드(食券カード)」の作成が必須です。
食券カードにお金をチャージすれば、学生会館1階の学生食堂だけでなく、2階の洋食堂や校内のカフェなどでも支払いできます。
ここでは、食券カードの作り方を見ていきましょう。
必要なもの
食券カードの作成に必要なのは
・在籍証明書(재학증명서)
・現金3,000ウォン
・韓国の携帯電話番号
のみです。
在籍証明書は語学堂メールアドレスに欲しい旨を連絡すれば、即日〜翌日以内にPDFで送られてきます。
在籍証明書は印刷しなくても、PDFの画面を見せるだけで大丈夫です。また、作成費である3,000ウォンは必ず現金でなくてはなりません。
韓国の携帯電話番号は、カードの登録時に聞かれます。
作る場所
食券カードは、学生会館1階の学生食堂に入って左手奥にある管理事務室で作れます。
作成可能時間は11:30~14:00です。(2022年現在)
中にいるスタッフに食券カードを作りたい旨を伝えれば、その場で手続きしてくれます。
食券カードはものの5分程度で完成し、受け取ったらすぐに食券機で使用可能です。
スタッフはカードの作成に慣れているようなので、韓国語に自信がなくても心配ありません!
食券機では以下のように少額からチャージできます。
ソウル市立大学に来たら一度は食べたい学食
いかがでしたでしょうか。
今回は、ソウル市立大学の学食について紹介しました。
韓国の大学の食堂の雰囲気や、利用方法などについてお分かりいただけたかと思います。
ソウル市立大学の学生食堂では、定番の韓国料理を安く沢山食べられます。
フェギ駅や東大門にお越しの際は、ぜひソウル市立大学の学食にお立ち寄りください。
不明な点はTwitterや当ブログのお問い合わせ欄・コメント欄から、お気軽にご連絡ください!
初めまして。検索すると、ソウル市立大学堂の学生寮は「新入生に限り、最初の1学期のみ入居可。」と記載がありますが、1学期過ぎには、自分でコシテルとかを探さないといけないのですか?
それとも、他のl留学生は最初の1学期過ぎには、みなさんどうされてるか、わかりますか?
初めまして。
ブログ訪問とコメントありがとうございます。
おっしゃる通り、ソウル市立大学の語学堂生は最初の1学期のみ学生寮に入れます。
2学期目以降は、各自で住まいを探さなくてはなりません。
大学やフェギ駅周辺のコシウォン(コシテル)やワンルームを借りている人が多い印象です。